2020教科研奈良大会

2020教育科学研究会奈良大会現地実行委員会が運営しています。奈良・近畿を中心に教育に関する学びの場、とりくみを紹介、交流するページです。大会の準備の様子やとりくみなどもお知らせします。

◆春の奈良観光案内④

春の奈良観光案内パート④は、吉野金峯山寺

奈良の大仏」といえば、東大寺盧舎那仏だけではありません。

長谷寺の十一面観音(約9m)と、この吉野金峯山寺の金剛蔵王代権現(約7m)もお忘れなく。

3月28日(土)~5月6日に秘仏ご開帳されていますので、大会後なら見ることができるでしょう。

1300有余年前、金峯山山上ヶ岳役行者が一千日の修行に入り、感得された権現仏です。

権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。

また金剛蔵王とは、金剛界胎蔵界を統べるという意味も表しています。

上から目線で思いっきり叱られている気分になりますが、一度拝んだら、一生忘れられません。

その意味では、東大寺大仏よりも印象大でしょう。

なお、吉野といえば桜が有名ですが、この時期はまだ山桜は咲いておりませんのであしからず。

https://www.kinpusen.or.jp/niomon/index.html

f:id:kyokaken-nara:20200216213951j:plain